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物をよく観ること。

大人の授業の様子です。(生徒作品/製作途中)

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もう少しで 完成しそうな 干し椎茸。今日は 裏の形の削り出しから 始まる。集中して作業が一気に進む。作る物と 作者の対話、心と身体で、関わる繋がりが制作の様子に感じられた。モチーフを観て感じた感動が 形に現れている。豊富な色を もう少しやりたいそうだ。



何ヶ月か前に モチーフ選びをした際に、たくさんの干し椎茸の中から 直感みたいにこれ、と 気に入ったのを選んだそうだ。今になって、改めて 全部を再び観てみたら、全部、物凄く面白いなと感じて驚いたそうだ。観察力で、世界が豊かに広がるというのは とても良い時間だと思う。


(Art school アトリエ・コドッコぶくろ)


2歳くらいから 大人まで。

授業では、一人一人の造形的な関心、年齢に必要な自然な関心と制作活動の過程を、安易に他から与える結果を基準にしないで、 本人の自由意思で できる造形の時間という体験が、安心して気持ちに根ざす形で、ゆっくりと観ています。経験 修得によって、いろいろな感性や知覚が開かれていきます。世界が現れます。そういう機会や過程の工夫が、できるだけ作る人の自発的な行為にあり、考えることをし、自然な 本人の興味と実感に 結びつく体験として 積み重ねられていくことを、物事を探し 模索し、自分との関わりの中で 造ることをするための基礎として 育てています。

名古屋市東区/地下鉄ゆとり〜とライン「砂田橋」駅下車徒歩5分

求める年齢にある小さい幼児は、親の付き添いからです。

週1回、感性と創造性を動かし 表現をする事は、積み重ねれば、やわらかく自己の芯を作り、様々な時間を生きる質を新鮮なものに 変えていきます。曜日と時間を 固定でなく予約する事も受付けています。付き添い、送り迎えの必要な子供の場合は、月2回からの 受付もあります。


お問い合わせ 📞090-9192-1060

アトリエ・コドッコぶくろ


講師/横井裕子 1992年 京都市立芸術大学修士課程漆工専攻卒業。

長年の実技指導経験を活かして、制作者として、幅のある視野で 一人一人の制作活動と可能性を考えた関わりをしたいです。自主独立に意味がある Art。だからこそ、個人の生きた時間となる可能性があります。評価採点の価値観ではなく、取り組んでいることの 価値と意味を ひとつひとつ大切にして、創造活動へ役立つ話をしています。頭の考えでなく、自分の体験と実感で好きなことは、長く大切になると思います。そして、生きた時間は、それを いつも してこそです。思い出では無く、新しいことに出会うこと。それぞれの人が、自分からみつけることをしたらいいと思います。)

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(スケッチ 朝顔 yuko yokoi )